手術前夜〜当日〜次の朝
手術は午前9時からでした。
手術前、ミルクを飲んで良いのは当日の朝5時まで。
ですから、その時間までに余裕を見て・・・4時ごろから飲ませなければいけませんでした。
術後は夕方までミルクを飲む事ができませんから、
最後のミルクは出来るだけしっかりと飲ませてあげたかったのです。
起きれるかどうか自信がなかったので、看護師さんにお願いして起こしてもらう事にしました。
目覚し時計をかける訳にも行かないですからね。
その前の12時のミルクもしっかり飲ませたいと思い、寝ているとーまを起こしました。
でも!熟睡モードに入ってしまったとーま君、なかなか起きてくれない((o(;△;)o))
オムツを替えたり、揺すってみたり・・・がんばってどうにかうっすらと目覚めさせて半ば無理やり飲ませました。
でも、さすがに目が覚めない状態でしたから、70ccがやっとでしたね・・・。
まるで手術後に泣く為に体力を温存しているかのよう???にその後もぐっすりと寝てくれました。
そして、私の気持ちが通じたのか?4時10分前にしっかりと目を覚ましたのです。
そして、ミルクをしっかり150cc飲み、また、朝まで熟睡でした。

当日の朝、6時半過ぎに一度目を覚ましたとーま。
ご機嫌も悪くないようです。
しばらく遊んだ後、また、7時頃から寝ちゃいました。

 8時30分
手術室へ・・・抱っこで連れて行きました。
お父さんも一緒です。
これから何が起こるのか、知ってか知らずか?
皆に愛嬌を振りまきつつ、手術室へ連れて行かれてしまいました。
だからでしょうか?私もすんなりと離す事ができました。
涙のひとつも流すのかと思っていたけど、私って、クールなのかしら???
病室に戻り、少し休んでいたら、主人の両親が来ました。
手術室から戻ってくるのは、1時ごろになるだろうといわれていたので、
その前にしっかりお昼ご飯も済ませました。

 12時30分
とーまが帰ってきました。
麻酔から目覚めてから帰ってくると聞いていたのですが、ほとんど寝ている状態でした。
時々、泣き声をあげていますが、眠っています。
唇にはたくさんの血の塊がついていました。
その姿にはさすがに涙が出そうでした。
でも、それらは、すでに乾いている状態で、新しい出血はほとんどない様でした。
それで安心して、しっかりと顔を見ましたが・・・変わっていました。
術前から、鼻を持ち上げるプレートを使っていたので、
手術が終わっても顔の印象はさほど変わらないんじゃないかと思っていましたが、
思ったより、鼻が小さかった〜〜。
口も小さくて、顔のつくり全部お姉ちゃん似だと思っていたのが、鼻と口はお兄ちゃんだった事が判明!
でも、全体でみると、やっぱりお姉ちゃん似なんですけど。

 午後5時過ぎ
お姉ちゃんとお兄ちゃんがお父さんに連れられてやってきました。
口についている血のあとが痛々しいので、お姉ちゃんは泣きそうになっていました。
でも、手術が無事に終わって安心したみたいです。
学校でも気になってしょうがなかったと言ってましたから。
それまで、時々泣き声をあげながらもすっかり覚醒していなかったとーまは、
お姉ちゃんたちが来たのがわかったのか、やっと、目を覚ましました。
お兄ちゃんがつけたテレビのポケモンに反応したのか?
まずは、水分を与えようと、湯冷ましを哺乳瓶で飲ませてみました。
でも、傷が痛いのか?2口くらいで大泣き!!
時間をおいてもう一度試したけど、やっぱりだめでした。
すぐに哺乳瓶は無理があったのかな?
先生には大丈夫だといわれていたのですけど・・・。
とりあえず、おなかが空いたと泣く事もなかったので、しばらくは様子を見る事にしました。
吸入もしなければなかったのですが、音が嫌だったのか、ほとんど口を開けてはもらえませんでした。

 午後7時ごろ
ミルクを注射器で上げてみる事に。時間を掛けて20cc位のみ、疲れたのか、寝てしまいました。
すぐ目を覚ましたので、また、ミルクにチャレンジ。
今度はさっきより少しだけ多く飲みました。
その後、2度目の吸引・・・大泣きでした〜〜。
術後すぐは熱があったのですが、その熱もほとんど下がり、落ち着いた様子で、9時ごろ、寝てしまったとーま。
このまま、落ち着いて寝てくれれば良いけど・・・そうはいかないでしょうね。

 午後11時ごろ
起きたので、ミルクを注射器で飲ませようとするが、大泣きして飲んでくれません。
試しに哺乳瓶で飲ませてみたところ、ゴクゴクと飲み始めてくれました。
一気に100cc飲んで、私を安心させてくれましたが、そのあとは、眠れないようで、グズグズ・・・。
一度、子供たちを連れて家に帰っていたお父さんが、また来てくれたので、抱っこを交代しました。
やっぱり、疲れていたんでしょうね、一気に眠気が襲ってきて、お父さんに任せてちょっと寝ちゃいました。
ミルクを飲んでくれたことで、安心したんだと思います。

 午前1時ごろ
お父さんに抱っこされて一度は寝付いたとーまは、また、目を覚ましました。
ミルクを作って飲ませようとしましたが、泣いてグズグズしほとんど飲みませんでした。
そして、そのまま、うとうとと寝たり起きたり・・・。
その間、ずっとお父さんが抱っこしてくれました。
私もまた、うとうとしてしまったので、何時かはわかりませんでしたが、
やっと寝付いたとーまを私の隣に寝かせて、お父さんは帰っていきました。

 午前4時ごろ
目を覚ましたので、ミルクを上げると、今度はすんなりと飲み始めました。
4時半頃、点滴が終わり、ラインは足に残っているものの、
つながれたものがなくなったのでちょっと楽に。
その後、5時までに100ccのミルクを飲みました。

 午前7時ごろ
また目覚めたが、今度はミルクは飲まなかった。
うとうとしていたら、先生がプレートを入れに来てくれました。
新しいプレートに最初は抵抗を示し、ないてしまいましたが、その後、50cc飲んでくれました。

 午前9時ごろ
傷の消毒。
初めて傷跡を見ましたが、もう、綺麗にくっついていて、びっくりでした。
本当に昨日までそこが繋がっていなかったなんて信じられない位でした。
唇についていた血の痕もふいてもらい、テープも貼り替えたので、とても綺麗なお顔になりました。
その後、薬を飲んで、吸入。
どうも、吸入は嫌いなようで、また、大泣きでした。

 午前10時ごろ
身体をふいて、着替え。
汗をいっぱいかいていたので、ふいただけでもすっきりしたかな?

その日のうちに、ミルクは200cc近く飲めるようになりました。
ただ、微熱があるので、点滴のラインは今日ははずしてもらえませんでした。
土曜日だったこの日、同室の2人が退院してしまい。午後からは一人きりになってしまいました。
やはり、新しい入院は月曜日までない様で、広い個室という事になりました。

次ページへつづく

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送