入 院 |
岩手医大の形成では、手術の入院は3週間です。 何故、そんなに長いのか?それは、入院した時点では手術日が決まっていないからです。 病院のシステムだから仕方がないのですが、入院受け入れが月、火で、水が教授回診。 その日の午後に、次の週の手術日が決められるのです。 形成の手術日は、火曜日と金曜日なので、もし、金曜日の手術となると、 手術日まで10日も入院しないといけないと言う事になります。 そして、口唇などの手術は大抵金曜日・・・。 それまでの間、やる事と言えば、入院当日に、 血液、尿、心電図、レントゲンの検査を受けるのと、矯正歯科を何度か受診するだけ。 時間がたくさんあるので、その時間を使って、抑制筒を手作りするように言われます。 材料は、病棟に一式そろっていて、看護師さんが指導してくれるのです。 手芸やさんで売っているネットに 毛糸を巻きつけていくだけの 簡単なつくりですが、 子どもの腕にあわせて 作ることが出来るので、 機能的だと思いました。 子どもの頃、 こんなキッドを使って、 バックを作ったことがあったな・・・ なんて、懐かしく思いつつ 作業していましたが、 始めると何故か目を覚ましてしまう とーまには悩まされました。 あとで、入院してきた先輩ママの 話によると、この抑制筒のネットに クロスステッチで絵を書いていた人もいたんだそうです。 ピカチュウとかの絵がついた抑制筒・・・ そんな可愛いものなら、 退院後に付けてあげるのも嫌じゃないかも??? 図案があれば、クロスステッチは嫌いじゃないから、 やってみたいとは思うのですが、絵心のない私には・・・無謀な挑戦ですね(・・;) 手術は、予測どおり次の週の金曜日に決まりました。 とーまが入院したのは4月26日。 その週末からGWと言う時でした。 連休中、ただ、病院で退屈に過ごさなければないのかと思っていたら、 あっさりと外泊許可が出ました。 手術の前日、矯正で術後のプレートを作るのと、 担当医からの手術の説明と言う予定がありましたので、 それまでに帰って来れば良いとの事でした。 結局、5月1日から5日まで自宅に戻る事が出来ました。 手術の前々日に病院に戻るという事です。 上の子供達も休みなので、どこかへ出掛けたい気持ちもありましたが、 とーまに風邪を引かせたくないので、あまり外出も出来ない状態。 そんな中、緊張が緩んだせいか、私の体調がおかしくなりました。 熱は出なかったものの、のどが痛くなり、すごい頭痛に襲われ・・・ しまいには全く匂いがしない状態になりました。 とーまのうんちの匂いがしないのには参りました! しているのに気付いてあげられないんですから。 母の鼻がこんなにも重要な役割をしていると言う 事実を知ったと言う感じでしょうか? どうにか鼻も復活し病院に戻ると、いっぱいだった7人部屋が、 とーまを含めて3人だけになっていました。 祝日のせいで、その週の入院はお休みだったせいなのですが、 残りの2人も週末には退院予定でしたので、今週末はもしかしたら、 たった1人になるかもしれないのです。 昼間、話し相手がいないのは寂しいけど 、夜は泣かれても気を使わなくて良いので楽かな? 次の日は、手術前日! 矯正でプレートをつくり、夜になってから担当医の説明をお父さんも一緒に聞きました。 手術は、とうとう、明日に迫っていました・・・。 |
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