矯正治療〜その2〜
ミルクの飲みが100ccで安定した頃、それを踏まえて第2段階である鼻の矯正に入った。
最初の受診から2週間程後の事でした。
今まで使っていたプレートと同じ形のものに、
鼻を持ち上げる針金の装置をつけたものを新しく作りました。

すっかりつぶれていた鼻を少しずつ持ち上げていくように
針金を調整していきます。
1週間に1度、針金の角度を変えて調整しました。
針金の先端に付けられた玉で鼻の粘膜が炎症を起こしたりしないか?
鼻を持ち上げると言う事で、逆に
プレートが鼻に押されて下がりやすくなったので、
それに対して不快感を抱かないか?
それらの心配事は、またも、あっさりと解消される事になりました。
新しいプレートもとーまはすんなりと受け入れてくれたのでした。
このプレートの効果はすぐに現れました。
最初は鼻に押し返されていたプレートも、だんだん下がりにくくなり、
それとともに、プレートをはずしても鼻が持ち上がっているのが
目に見えて解るようになったのです。

実は、このプレートを作るとき、月曜日に型取りをし、木曜日に合わせに行ったのですが、
ぴったりと合うはずのプレートが、合わないのです。
ぶつかって出血を起こした箇所さえありました。
驚いて口の中の裂を測ってみたところ、なんと!2mmも縮んでいたのです!!
たった4日で、口の中に起きた大きな変化でした。
プレートの中のほうを少し削ってあわせることが出来たので、
そのプレートを使う事が出来たのですが、もうちょっとで作り直しというところでした。
そして、鼻を持ち上げていくことにより、ますます口の中は変化を見せていきました。
口唇の裂の間から、殆ど見えていなかった歯茎の部分が見え始めたのです。
そして、顎裂はどんどん狭くなり、2ヶ月過ぎた頃には
ぶつかり合って裂はなくなってしまいました。
プレートの効果は絶大ですね!
でも、決してそれだけではなく、とーまの顎の筋肉が
発達したと言う事も大きいと思います。
事実、とーまの哺乳量は、どんどん伸びていきました。
2ヶ月半を過ぎた頃には、1回に200cc飲むようになっていたのですから。
口蓋の裂は無くなったわけではありませんので、
プレートをはずして口の中を掃除してあげなければいけないのですが、
顎裂がなくなった事で、掃除はとても大変になりました。
でも、嬉しい悩みですよね!とても嬉しい変化ですから・・・。


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